第37話:残虐なカムサ王(2):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
「お兄さま。主よ。
私はすべての子供を失った
かわいそうな女です。
それでもなお、私はあなたの妹。
この最後の子供を
私にくださってもいいではないですか。」
...シュカデーヴァ・ゴースワーミー
は言いました。
...かわいそうなデーヴァキーは、
娘を抱きしめて泣いて
懇願したにかかわらず
極悪非道なカムサは、
彼女をののしって、
産まれたばかりの赤ちゃんを
彼女の手から
無理やり奪い取ったのです。
あまりにわがままであり、
自分のことしか考えず、
兄妹の関係を引き裂いたカムサは、
膝を立てて座り、
新しく生まれた子供の足を掴んで、
石の上に投げつけました。
その子は、
主ヴィシュヌの妹である
ヨーガマーヤー・デーヴィーでした。
彼女は、
カムサの手から離れたかと思うと、
空間に、8本の腕に武器を持ったデーヴィー(神)、
ドゥルガー女神の姿で、現れたのです。
…続きはまた明日。
(今日は10巻4章6-9節まででした)
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