第38話:残虐なカムサ王(3):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
ドゥルガー女神は、
花輪をつけて白檀の乳液を塗り、
素晴らしい衣装と
非常に高価な宝石で作られた装飾品を
身につけていました。
彼女は、
手に弓、トライデント(槍)、
矢、盾、剣、法螺貝、車輪、棍棒
を持ち、
アプサーラや、キンナラ、
ウラガ、シッダ、チャーラナ、
ガンダルヴァたちが
さまざまな品々で崇拝されていました。
彼女は、次のように話しました。
「カムサよ。馬鹿者!
私を殺してどうなるのだ?
始めからお前の敵で、
お前を殺すことになっている至上主は、
すでにどこかに生まれている。
それゆえに不必要に
他の子供を殺す必要はない。」
このようにカムサに話した後、
女神ドゥルガーは、
ヴァーラーナシーなどの異なった場所に現れました。
それから、
アンアプナー、ドゥルガー、
カーリー、バドラーのような名前で
呼ばれています。
ドゥルガー女神の言葉を聞いて、
カムサは、心底驚いてしまいました。
そして、
妹のデーヴァキーと義弟のヴァスデーヴァの鎖を解いて
非常に謙虚に次のように話し始めました。
…続きはまた明日。
(今日は10巻4章10-14節まででした)
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