第43話:残虐なカムサ王(8):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
「神々は、
戦場から離れたところにいる時は、
大口を叩いて
戦わない時にだけ、
力を誇示しようとします。
それゆえに、
そんな神々など恐れるに足りません。
ヴィシュヌは、
ヨーギーの心臓の中に引きこもっていますし、
シヴァは、
森に行ってしまいました。
ブラフマーは、
いつも苦行をして、瞑想をしています。
インドラを長とする他の神々は、
力を持っていません。
それゆえに
何も恐れる必要はありません。
とは言っても、
神々は敵意を持っていますので、
油断は禁物です。
完膚なきまでやっつけましょう。
私たちは、
あなた様のために戦う準備が出来ています。
病気は、放っておくと、
重病になり、完治が困難になります。感覚器官も最初に支配しておかないと、
後で支配するのは不可能になります。敵も同様です。
最初にやっつけておかないと、
後になってはどうすることも
できなくなります。
すべての神々の親玉は、
ヴィシュヌです。
ヴィシュヌは宗教原則のあるところ、
伝統的文化のあるところ、
ヴェーダ、牛、ブラーフマナ、
苦行、適切な捧げ物を捧げる供犠
の行われているところにいます。」
…続きはまた明日。
(今日は10巻4章36-39節まででした)
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