第42話:残虐なカムサ王(7):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
「ボージャ王朝の王よ。
もしそれが本当であるならば、
この10日間にあらゆる町や村、
牧草地に生まれた
すべての子供たちを殺しましょう。
神々は、いつも
あなた様の引く弓矢の音に
恐れをなしています。
彼らはいつも不安で、
戦うのを恐れています。
それゆえに、
神々があなた様に
危害を加えようとしても
何もできないはずです。
あなた様が四方八方に放った弓矢に
射られて負傷した者は、
死にたくないと思って、
戦場から退散します。
戦いに敗れ、
すべての兵器を失った神々は、
戦いを放棄し、
両手であなたの栄光を讃える者もいますし、
あなた様の前に、
衣装も髪も乱れた状態で、
恐怖におののき、
命乞いする者もいます。
神々が戦車を失い、
兵器の使い方を忘れ、恐怖に戦慄し、
戦う興味を失い、弓矢を折られ、
戦意を失った時、
閣下は殺すことはなさいません。」
…続きはまた明日。
(今日は10巻4章31-35節まででした)
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