第143話:悪魔アガースラを殺す(1):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
シュカデーヴァ・ゴースワーミーは続けて語りました。
...王よ。
ある日、
クリシュナは森でピクニックをしながら
朝ごはんを食べることにしました。
日が昇った早朝に、
彼はラッパをふき鳴らして、
すべての牛飼いの少年と牛たちを
美しい音色で起こしました。
クリシュナと少年たちは
牛の群れを見ながらその後について、
ヴラジャブーミを後にして森へ進んでいきました。
その時、
何百何千もの牛飼いの少年達が
ヴラジャブーミのそれぞれの家からやってきて、
クリシュナに加わって、
何百何千ものもの牛の群れを
前に連れていました。
少年達は皆、非常に美しく、
弁当の入った袋、ラッパ、竹笛、
牛を導くための杖を持っていました。
牛飼いの少年達とその牛の群れと共に、
クリシュナは数え切れない牛達と
一緒にやってきました。
そうして、すべての少年達が
大変愉快な気持ちでいっぱいになり、
森の中で遊び始めました。
…つづく
(10巻12章1-3節)おわり
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