第194話:ブラフマーの祈り(17):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
...パリークシット王は言いました。
「ブラーフマナよ。
牛飼いの女性たちがどうやって
クリシュナを育てることができたのですか。
他の家の息子であるのに、
前代未聞のこのような純粋な愛で
、自身の子供にさえ決して感じることのないような愛で
面倒をみることができたのですか。」
シュリー・シュカデーヴァ・ゴースワーミーは言いました。
...王よ。
すべての創造物にとって最も愛しいものは
まさに自分自身です。
他のすべての親愛なるもの、
子ども、富、などは
ただ自分を大切に思う気持ちだけに由来しています。
これらの理由から、最高の王よ。
肉体を持った魂は自分を中心としています。
その者は、子供、富、家などと呼ばれるような持ち物よりも、
自身の肉体と自分自身に
もっと愛着しているのです。
…つづく
(10巻14章49-51節)
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