第243話:カーリヤ蛇の歴史(7):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
非常に幸運な母ヤショーダーは
息子を失ったかと思った後に
また戻って来たので、
膝の上に彼を乗せました。
貞淑な女性は
主を繰り返し抱きしめるたびに、
いつもたくさんの涙を流して
泣きました。
...最高の王(パリークシット)よ。
ヴリンダーヴァナの住民は飢えて、
喉が渇き、
疲労から非常に弱ったように感じで、カーリンディー(ヤムナー川)のほとりのそばで
牛たちを一晩中横にならせて
夜を明かしました。
ヴリンダーヴァナの住民が
ぐっすり眠っている夜の間に、
夏の乾燥した森で
山火事が巻き起こりました。
その炎はヴラジャ地域の
全方位を取り囲んで
森を焼き焦がし始めたのです。
…つづく
(10巻17章19-21節)
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