2018.02.27 23:14第169話:ブラフマーが少年と牛を盗む(13):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』「この神秘力は何なのだろうか。どこから来るのだろうか。女神か悪魔の妃か?彼女は、私の主人のクリシュナの幻影エネルギーに違いない。そうでなければ、誰が他に私をこのように当惑させられるというのか」このように考えると、主バララーマは超越的な知識の目で、すべての子牛とクリシュナの友だちが...
2018.02.26 23:25第168話:ブラフマーが少年と牛を盗む(12):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』その後、年長の牛飼いの男たちは、息子たちを抱擁することによって味わった深い感情のなかで、非常に難しくあったものの、最終的になんとか抱擁をやめ、森に戻りました。しかし息子たちを思い出すと、男たちの瞳からは涙が零れ落ちました。愛情は増える一方で、牛たちはこの子牛たちが満腹になって、母...
2018.02.25 23:18第167話:ブラフマーが少年と牛を盗む(11):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』 雌牛たちは新しい子牛を生みましたが、ゴーヴァルダナの丘から降りてくる間に前に生んだ子牛へに愛着が増えたので、乳房のお乳を年上の子牛に飲ませてもう食べてしまいたいというほどに、夢中になって子牛の体を舐めました。牛飼いの男たちは、子牛のところから牛たちが帰ってこないので、...
2018.02.25 23:11第167話:ブラフマーが少年と牛を盗む(11):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』 雌牛たちは新しい子牛を生みましたが、ゴーヴァルダナの丘から降りてくる間に前に生んだ子牛へに愛着が増えたので、乳房のお乳を年上の子牛に飲ませてもう食べてしまいたいというほどに、夢中になって子牛の体を舐めました。牛飼いの男たちは、子牛のところから牛たちが帰ってこないので、...
2018.02.24 23:43第166話:ブラフマーが少年と牛を盗む(910:ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』ある日、1年が経とうとする5、6夜前に、クリシュナは子牛になって、バララーマと一緒に森に入りました。その時ある牛たちがゴーヴァルダナの頂上で草を食べていました。そこから下を見ると、青い草が生い茂っているのを見つけました。そこはヴリンダーヴァナのすぐ近くであり、自分たちの子牛が草を...
2018.02.23 23:37第165話:ブラフマーが少年と牛を盗む(9):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』ずいぶん前から、ゴーピーたちはクリシュナに母性愛を持っていました。とりわけ、クリシュナへの愛情は自分の息子への愛情よりも優っていました。その愛情の表れから、ゴーピーたちはクリシュナと自分の息子は違う、とわかっていたものの、この時ばかりは、その違いが消えてしまいました。牛飼いの男性...
2018.02.22 23:06第164話:ブラフマーが少年と牛を盗む(8):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』子どもたちの母親は、息子たちの竹笛と足首飾りの音色を聴いて、たちまち家事を忘れて、膝の上に息子を乗せ、両腕で抱きしめ、クリシュナへの特別な強い愛により勝手に溢れる母乳を与えはじめました。実際に、クリシュナはすべてであり、パラブラフマンであるのですが、その時は強い愛と愛着でいっぱい...
2018.02.21 23:08第163話:ブラフマーが少年と牛を盗む(7):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』ヴァースデーヴァの姿で、主クリシュナは一斉に自身をいなくなった少年たちと牛と全く同じ数になりました。それぞれの手足や杖、腕輪、ラッパ、お弁当箱、様々な衣装や装飾品、名前、年齢、姿、身振りや性格まで全く同じ姿で拡張したのです。このように主ご自身が拡張することで、美しいクリシュナはサ...
2018.02.20 23:08第162話:ブラフマーが少年と牛を盗む(6):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』しばらくして、クリシュナは牛たちを見つけることができずに、川のほとりにもどって来ました。しかしそこで主は、牛飼いの少年たちも見失ってしまいました。だから牛と牛飼いの少年たち両方を主は探し始めました。まるで何が起こったのか、主はわかりませんでした。クリシュナは牛たちとその世話をして...
2018.02.19 23:15第161話:ブラフマーが少年と牛を盗む(5):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』クリシュナは、友達である牛飼いの少年たちが不安がるのをみて、不安そのものを獰猛に支配する主でありながらも、彼の不安をなだめようとこう言いました。「大好きな友よ。食べるのをやめないで。僕が、自分で牛たちの後を追って、この場所に連れて戻るから。僕に牛たちを探しに行かせておくれ」「楽し...
2018.02.18 23:10第160話:ブラフマーが少年と牛を盗む(4):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』牛飼いの少年たち全員がクリシュナとの昼食を楽しんで、クリシュナのために家から持ってきたした色々な種類の様々な味を次から次へとクリシュナに紹介しました。準備されたものを次から次へと味わいながら、彼らは大声で笑っては、他の少年を笑わせていました。クリシュナはヤギャ・ブク(供犠で捧げら...
2018.02.17 23:12第159話:ブラフマーが少年と牛を盗む(3):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』主クリシュナのアイディアを受け入れて、牛飼いの少年達は牛たちに川へ水を飲みに行かせてから、柔らかい草木の生えている木の元に牛たちをつなぎました。少年たちはお弁当の入ったカゴを開けて、たいへん超越的な喜びの中でクリシュナと一緒にそれらを食べました。花びらや葉が囲んだ蓮華の花の螺旋の...